新井薬師前
35mm
中野区の中の一番大きな古い寺院があって、駅から少し離れている。すると、駅前よりも駅からの参道や、早稲田通りからも商店街が続いているようになっている。それは長い路程であって、腰が痛くなってくる程だ。そういう参道を狙って撮影に出かけるのもひとつの手かもしれない。
この35mm レンズは七工匠製である。どのレンズを手本にして設計されたかは分からないが、ある程度収差を残しながらも現代的なレンズであると言える。シグマほど暗部がペタッと潰れず、立体感のあるコントラストを残してくれる。その反面ハイライトは早めに飛びやすく、ボケ味もシグマほどの輝きは無い。あと、おかしな事に、白黒なのに画像が黄色帯びて見える。曇りの日により力を発揮するレンズかもしれない。