妙蓮寺
50mmのボケ味に味をしめた私が次に狙ったのは35mm f1.4だ。35mm f1.4はオールドレンズとしてはまずお目にかかれないし、現行レンズとしても大きく重く高価だ。その中でも安価過ぎて誰も不安で手が出せない物、レビューもめったに見られない中華レンズがある。七工匠35mm f1.4。
それをさっそく路地写真に投入した。今回の撮影データは、絞りf1.4開放、ピント位置5m。周辺部での減光と像の乱れが激しい。それでもパンフォーカスとはいかないが、そこまでピントは狭くない。
その他にも同時に所々でカラーで近接撮影も試してみた。二線ボケになりそうでならない、ボケ部分はドヨンと淀んでいる。私好みである。