路地裏モノクロ水平写真

街の写真を撮っています

上北沢

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  路地裏撮影に自分の意識が覚醒したと言える始点は中国の新疆ウイグル自治区コルラだった。今から20年前の話だ。春節にその地の知り合いを訪ねたのだが、村の共同便所も凍る真冬の新疆は観光するものもなく、春節の準備で忙しくしている家人は私の相手をしている暇も無く、私はひとりだけ暇を持て余していた。

  一人カメラを持って村を歩いて行くと、家々は整然と建ち並び、路地は真っ直ぐ伸びていた。店で買い物をする村人や通りに集まって踊ったり遊んだりしている子供達を、私はペンタックスオプティオの30mmレンズで撮りまくった。異邦人の仮面を被った私に、不思議そうな表情を見せながらも子供達は何度もシャッターをせがんだのだった。