2022-04-20 桜台 写真におけるHi-Fiとはつまり高解像であろう。それではボケはどうか。ボケは人間の目の見え方に忠実ではないのであるからして、高解像レンズにおけるボケはどう捉えれば良いのだろうか。ピントの合った場所はシャープだが、その他のボケた部分をHi-Fiでは何と説明するのだろう。 私としたことが、ボケ老人のような屁理屈をかましてしまったが、私自身は結局はレンズのボケ味が好きなのだということが最近だんだんと分かってきた。写真に必要なものは、光と影・ピントとボケ・街と人間と言えるだろう。