館山
館山の光は何故だか分からないが東京とは明らかに違って見える。まあこれが千葉の光だと言う事なのか。駅の南側は何の名残りかは知らないが、良い感じに廃れた建物がかなりの数残されていた。そしてひと回りしてみると、北口すぐに飲屋街があからさまに広がっていた。まあ私は酒は飲めないのだが。撮影中に母親から電話がかかって来て、遺産の話や姪の結婚の話しを秘密だよと言いながら聞かされた。大声で笑いながら通話しながら、それでも同時に片手で写真を撮っていたら、通行人に変な顔をされた。
館山の行き帰り道に海ほたるに寄って朝焼け夕焼けの景色を撮影した。朝6時も夕方17時も綺麗に空が赤く染まって、多くの家族連れ達が嬉しがって長い時間眺めていた。海ほたるは飽きない。元々海や船の撮影は好きだが、路地裏撮りの私が風景写真を撮るとなると機材選びが難しくなる。路地裏メインは不変だが、風景もたまにはいいかなと思う。二股を掛けられない体質の私なので、システムは出来る限りシンプルにしたい。システムを変更するにあたって非常に悩んでいる。