路地裏モノクロ水平写真

街の写真を撮っています

東中野

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  平日の午前7時にカメラを持って東中野駅前をウロウロしてみた。何故その時間にかと言えば、早寝して早く目が覚めてしまったのと、8時までならどんな都内でも駐車場料金が100円になるからだ。でも今は冬で陽が出たばかりであって時間が慌ただしかった。

  写真を撮る側の人間である私からすると、最初は純粋に路地の美しさを収めるため人のいないところを撮っていた。それがいつの間にか画面に人間味を加えたくなってきて、通り過ぎる人間を入れるようになった。正直に言えばカメラに写る人々の表情が面白かったのが止められなかった。驚き・不信・不安・怪しみ・逃げ・怒り・照れ・嬉しみ等の表情。本当に申し訳ない。

  撮られる側の人間の心理はどうか。私ならばどうか。カメラを避けるか、顔が引き攣るか、ニヤけるか、平静を保てるのか、分からない。撮影時に私はカメラを首から提げて歩き回り、ずっと構えたまま長時間いることもある。私がカメラを持って街中をウロウロしている時の人々の反応は、女性たちは怪しみ、若者たちは鬱陶しがり、オッサンたちはニヤける。そうでありながらも都会の人間は基本的に無関心に画面の前を通り過ぎてくれるのでありがたい。このインスタグラムの時代において誰もカメラなどでは動じないのかもしれない。

  カメラを持ってその辺をウロウロしているオッサンに対する落し所はどうあるべきか。結局全人類が私のような善良な撮影者になれば良いのだ。気を付けよう。