白楽
FEマウントの35mm f1.4。絞りはf1.4からf2.8。
25mmを付けた時の縦位置と35mmを付けた時の横位置では、水平方向の画角はだいたい同じになる。ところでa7ⅱ のEVFは眼鏡をかけて覗くと端がケラれてしまう。それで横位置で覗くと画角が狭く感じてしまうのだが、それでも明るい35mmレンズの特徴を出した撮影をしたいと思った。それはピント位置を5mにして、前後ボケを出すこと。広角レンズによる望遠的撮影。
このブログの初め頃に使っていたGR digital ⅳの1/1.7インチセンサーから、GX7 mk2の4/3インチセンサーへと、小さなセンサーでパンフォーカスばかりで路地を撮っていた私が変化を考えたということだ。
写真を見れば分かると思うが、七工匠のこのレンズは、開放でそして逆光では明らかにコントラストが低下する。昭和の雰囲気と言ってしまえば良いのかもしれないが、私としては2段絞ったくらいがボケ味とコントラストのバランスが良いのではないかと考えている。