蒲田東口
大晦日の東京の人口は少ない。私の感覚ではいつもの約半分ではないかと感じられる。電車で山手線も京浜東北線も余裕で座って行ける。たとえ席取りでお見合いをしそうになったとしても、お姉様は私に席を譲ってくれた。ありがとうございました。私のように東京を撮影するだけならばこの時期は狙い目だ。
蒲田は今まで西口だけ巡って安心していた。だが「孤独のグルメ」の蒲田編を観ていたらどうもあの舞台は東口であって、これがまた非常に良い雰囲気を醸し出していたのだ。「孤独のグルメ」は路地系番組ではなく商店街系だと思われるが、街並みが映るので我々にも非常に参考になる。それでまたもう一度蒲田を攻めることにしたのだ。ネットで見る限り蒲田は治安が良くないらしいが、私には分からなかった。まあ外人は多い。私の感覚では大晦日の人間の半分くらいは外人だ。そして非常に日本に溶け込んでいる。中国や韓国が多いのかと思ったが、私の知らない東南アジアの人間もいるようだった。彼らには陽暦の正月など関係ないのだ。