2020-08-19 久里浜 カメラの新製品ラッシュで騒がれていると言っても、それは単にユーチューバーが騒いでいるだけだ。一般人が実際に買うカメラというのは昔も今もkiss Mのような7.8万円の価格帯のものだ。フルサイズに誰もが憧れ、注目され、メーカーも売りたいのだろうけれども、CMOSセンサーはAPS-Cサイズから大きさが倍になると値段が跳ね上がってしまう。半導体というものは歩留まりを上げるのが難しい。 またボリュームゾーンは数は出ても利益は少ない。メーカーとしては機能をテンコ盛りにした高価格機に消費者を誘導したいだろうが、カメラの販売台数は先細るばかり。カメラ業界の将来はどうなるのか予測がつかない。