路地裏モノクロ水平写真

街の写真を撮っています

三島

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 沼津の撮影後はすぐに三島に移動した。撮影箇所を少し欲張り過ぎたためか、三島では良い場所を見つけることは出来なかった。

 主な街を撮り終えた後、南下して行った。時刻は11時。早めではあるがせっかく伊豆を周るので、昼食にはお寿司を食べることにした。平日の昼前、店は年金生活者達で賑わっていた。まあ私ももうじき年金生活者になるのではあるが。穴子の味が今までに味わったことが無いくらいに濃厚なので喜んでいたが、後で見たら値段がマグロの倍だった。それで、後半はマグマばかりを食べていた。腹が満足した後は、マクドナルドでおやつか夕食かにと食糧を調達して南へと向かった。

 伊東は以前に回ったことがあるので、今回は下田から西周りをドライブする。途中の道の駅「月ヶ瀬」で仮眠をとった。早朝から撮影を二連ちゃんしたので、少し疲れたようだ。

 下田は通過して、ゆうすげ公園に止めた。こじんまりとした遊歩道があって、開けた原っぱから広角の海景と風力発電群が見渡せる。この日はまだ夏の午後の光が降り注いでいて、絞りもシャタースピードも高めにしないと対応出来ないくらいだった。一眼を持った女子ふたり組が長い間撮影をしていたので、私はその良さそうな撮影ポイントには近付けなかった。直ぐ隣のあいあい岬ではトイレを借りた。夕陽ヶ丘展望広場でも止めたが、特に何も無かった。喚声台でも止まってみたが、車からは降りなかった。伊豆は広い。そうこうしている内に、日の入りの時間が近づいてきた。どうしたものかと車を走らせていると、上手い具合に黄金岬に到着した。夕陽の当たった岸壁を眺めると、確かに黄金色に染まっているように見えた。そこから先へ歩いて行って、展望台で三脚を据え付けた。そこにもひと組の若いカップルの先客がいた。徐々に夕陽が降りてきた。それに伴ってゾロゾロと若者のグループが集まってきて、狭い展望台が密の状態になっていった。私は夕陽を撮り始めた。若者達はスマホで写真や動画を撮っているようだ。展望台の前方には木が生えている場所もあるので、良いポジション取りをした私のすぐ横にスマホをかざす者もいる。1人の男が、「スマホでは限界だ。一眼が必要だ」と言う。広角でも良いのだが、スマホでは露出補正が難しい。そう言う私は、換算600mmで撮影していたのではあるが。陽が沈むと若者達は去って行った。その後の空は期待したほど紅くは染らなかった。船はあまり見かけなかったが、最後に漁船が通ったので撮影した。

 帰りは、道の駅「くるら戸田」で休憩して、県道18号から県道127号の高低差の大きな峠道から、県道17号の海岸線のワインディングへと運転を楽しみながら車を走らせた。